【秋華賞】勢いならデトワール セウアズール抽選突破で一発!

[ 2014年10月16日 05:30 ]

能力は十分のセウアズール。出走すれば一発狙える

 松田博厩舎の二の矢・レーヴデトワールは桜花賞(5着)で宿敵ヌーヴォレコルト(3着)とは0秒2差。東のトライアル「紫苑S」を快勝し、勢いは1番だ。「だいぶ常識にかかってきたし競馬はしやすそう。前走みたいに手綱を引っ張らず、スーッと流れに乗れれば十分やれる」とこちらも手応え。

 三の矢は9月初めに初勝利を挙げた“遅咲き”タガノエトワール。西のトライアル「ローズS」(2着)でヌーヴォに肉薄(0秒2差)。初の重賞挑戦で、G1舞台への切符をつかんだ。単勝15番人気の低評価を覆す激走だったが「春は爪に不安があって力を発揮できなかったが、デビュー前から能力はあると思っていたからな。しまいは確実やし変な競馬はしないだろう」と確かな手応えがあった。

 四の矢セウアズールは現時点で5分の2の抽選対象。「カイ食いが良くなって、実が入ってきた」と成長に目を細める。秋初戦の500万条件Vの走破時計は、同じコース(阪神芝1800メートル)で行われた「ローズS」より0秒5速かった。G1でも通用する下地はある。

 「ローズS」を快勝したオークス馬ヌーヴォレコルトの1強ムードだが、マツパクの個性派“4本の矢”がハープスターの借りを返す。

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2014年10月16日のニュース