【凱旋門賞】打てる手は打った!!ゴールド不問2番枠

[ 2014年10月4日 05:30 ]

 全てを神の計らいに任せた。ゴールドシップ陣営は枠順抽選会に誰一人姿を見せなかった。ロンシャン競馬場から約40キロ離れたシャンティイの小林厩舎で、須貝師は枠順の報告を受けた。ゴールドシップは仮柵を外したばかりのきれいな芝の上を走れる2番枠に決まった。「神のみぞ知ることで、僕が選べることではないからね。気にしてなかったよ。それはゴールドシップもジャスタウェイも一緒。レース運びはノリちゃん(横山典)とゴールドシップが決めることだし、悔いのないレースをしてほしい」と話した。

 師は今年の天皇賞・春、ゲートで暴れたゴールドシップについて、フランスギャロ(競馬統括機関)に後入れを要求した。1番→11番→2番→12番…の順で誘導されるので通常なら3番目の枠入りだが、リクエストは通った。打つべき手は全て打った。この日は2頭共にリヨンの坂路コース(ダート)でキャンター調整。「よくぞここまで順調に来てくれた。あと1日、無事に行ければ」。指揮官の手応えは日に日に強まっている。

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2014年10月4日のニュース