【セントライト記念】トゥザワールド全開ムード しまい鋭く11秒7

[ 2014年9月18日 05:30 ]

川田が駆るトゥザワールド(右)は、古馬のクラージュドールに2馬身先着

 トゥザワールドは川田を背にCWコースへ。道中はクラージュドール(4歳1600万)を3馬身追走。直線、馬体を併せた追い比べからラスト1Fを過ぎて抜け出すとすさまじい勢いで加速して2馬身先着。6F81秒9、ラストで刻んだ11秒7がしまいの鋭さを物語っている。川田の感触が良かった。

 「春のいい頃に戻りつつありますね。もともと完成度が高かったから劇的に良くなることはないけど、ここまで順調に来たと思います。何の心配もなくトライアルを迎えられます」

 未勝利から弥生賞まで4連勝を飾った春は皐月賞2着、ダービー5着とG1に手が届かなかった。この秋こそ、と力が入るのは自然な流れ。池江師は「体自体に変化はないけど見た目より中身に芯が通ってきた」とひと夏を越しての成長を感じ取っている。キッチリ仕上がって戦列に復帰。いきなり全開ムードが漂っている。

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2014年9月18日のニュース