良血馬の貫録 タイキシャトルのおい、サトノフラム快勝

[ 2014年9月16日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】先週日曜(14日)に初陣を飾った2歳馬3頭はいずれも重賞級の逸材だ。中でも、阪神の芝マイル戦を快勝したサトノフラム。2番手から4コーナーで先頭に立つと、最後は手綱を押さえながら後続を2馬身突き放した。G1・5勝タイキシャトルのおいにあたる良血馬にふさわしい勝ちっぷり。次走・デイリー杯2歳S(11月15日、京都)でも主役候補になる。

 新潟の芝1800メートル戦を逃げ切ったダイワダーウィンも将来性は高い。スピードの違いで先手を奪うと、余力たっぷりに1馬身半差で押し切った。母はドイツの最強マイラーで、01年の来日時にキャピタルSを勝ったプラウドウイングス。血統的にも目が離せない。

 ダート戦ではストロングトリトン。後続から終始競りかけられながら4馬身差で楽勝した。父ゴールドアリュールの後継として期待がかかる砂の申し子だ。

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2014年9月16日のニュース