“史上最強馬”フランケル産駒1号、9600万円で落札

[ 2014年7月16日 05:30 ]

9600万円で落札された「グッドウッドマーチの2014」

 日本最大の競走馬セリ「セレクトセール2014」(日本競走馬協会主催)は15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目の当歳セリが行われた。注目は英国で14戦14勝の成績を残し、12年秋に引退した“史上最強馬”フランケルの初年度産駒。この日唯一の上場となった「グッドウッドマーチの2014」(牝)が、9600万円(以下全て税抜き)で落札された。

 この日最大の注目は日本初登場のフランケル産駒、「グッドウッドマーチの2014」だ。フランケルは現役時14戦14勝、2年連続で欧州年度代表馬に輝き、“無敗の怪物”と呼ばれた。そんな希代の名馬を父に持つ栗毛の愛らしい牝馬のスタート価格は4000万円。徐々に値がつり上がり、結局9600万円で寺田寿男氏(69)に落札された。

 「グッドウッドマーチの2014」は前日の1歳馬セリで、最高額となる2億6000万円で「リッスンの2013」を落札したカタールの王族、ファハド・アル・サーニ殿下の生産組織の上場馬。受胎後に日本に持ち込まれ、今年3月18日に誕生した。

 落札した寺田氏は「前日から、絶対に欲しいと思っていた馬。戦歴も素晴らしい。外国の美人という感じ。2億はいくかと思っていたが、いい値段で落とせた」と納得の表情。続けて「昨年、妻(寺田千代乃氏)が落とした『アゼリの2013』(当歳最高額の2億4000万円)、『スイープトウショウの2012』(1億円)の2頭を種付けできる。自分で持つ馬に種付けできるのは馬主の夢。どういう子が出てくるか。夢を買ったんだよ」と期待に胸を膨らませた。

 サンデーサイレンス系が全盛の日本競馬界。この日のセリも、ディープインパクトやステイゴールド産駒が大人気。12年チャンピオンSなどを制した欧州の超一流馬フランケル産駒が、日本にどんな風を吹き込むか?2年後のデビューが楽しみだ。

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