【マリーンS】池添学師 角居厩舎で研さんの日々

[ 2014年7月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・函館=8日】月曜に函館入りした小田は長袖必須の心地良い気候に感謝し、厩舎周りに精を出した。日曜メーン・マリーンSに2頭出しの角居厩舎には見慣れぬ顔が…。昨年12月に調教師試験に合格した池添学師(33)だ。

 技術調教師として同厩舎で研さんの日々。昨夏エルムS(函館)をコースレコードで制したフリートストリートは休み明けの大沼Sが7着。「使って良くなる馬で、1キロ減の57キロも魅力。エルムS(27日)にいい形で向かいたいです」と話した。

 もう1頭、サンビスタは3月の交流G2エンプレス杯3着以来。「栗東から入厩直後でけさが初調教ですが、いい感じでした。この馬、生のレースは見たことなくて…。函館はどうなんでしょう?」と正直に逆質問されて「昨夏勝っているから大丈夫ですよ」と小田は笑顔で返答した。同馬が昨夏、竜飛崎特別を制した頃は調教師試験の猛勉強中だったのだろう。実直な人柄に触れ、小田はさらに心地良くなっていた。

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2014年7月9日のニュース