【七夕賞】今年も!?雨男ダコール 理想の良馬場で初重賞を

[ 2014年7月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=8日】週末の福島は日曜日こそ曇時々晴だが、土曜日までは雨、雨、雨…。七夕賞にダコールで挑む河嶋宏樹助手はあきれ顔で曇り空を見上げた。

 「去年の夏は3つ使ったけど、全部雨でしたし、ホントこの馬が走るときは雨が降りますね」

 ダコールの雨男ぶりはトレセン内で知る人ぞ知るところ。昨年のサマー2000シリーズを3戦したが、七夕賞が水分を含んだ良馬場で、残る小倉記念と新潟記念はやや重。一度として理想の良馬場で戦うことができなかった。それでも5→4→4着と大崩れがないのは立派だが、運がない。

 「七夕賞の時は尾っぽにてるてる坊主を付けたけど、装鞍所にいる時から雨がザァーッと。効果がないんで1回でやめましたよ。水不足のところに連れて行ったら喜ばれそうですね」

 河嶋助手は自虐的なジョークを口にする。良馬場さえかなえば重賞初制覇の可能性は大いにありそうだが、果たして…。

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2014年7月9日のニュース