【マーメイドS】1番人気ディアデラマドレ 直線切り裂き重賞初V

[ 2014年6月16日 05:30 ]

ディアデラマドレ(左)は直線、抜け出してマーメイドSを快勝

 阪神競馬場では牝馬限定ハンデ戦「第19回マーメイドS」が行われ、ディアデラマドレが1番人気に応え、差し切り勝ち。こちらもうれしい重賞初Vとなった。

【レース結果】

 空梅雨の影響で高速馬場の中を、1番人気のディアデラマドレが持ち前の瞬発力を存分に発揮して、直線ド真ん中を堂々と抜け出した。ここ数年、軽ハンデ馬が波乱を演出していることもあり、今年も人気が割れた牝馬重賞。しかし終わってみれば、1番人気に推された素質馬の重賞初制覇だった。

 藤岡康が「スタンド前発走なので、テンションだけを気をつけた」と語るように、道中は出たなりの中団で折り合いに専念。レースは逃げた軽量アイムヒアーがマイペースに持ち込み、前半5F通過は60秒3の淀みない流れ。それでも鞍上に焦りはない。3角すぎからエンジンを加速するとコーナーワークで外に持ち出し、メンバー最速33秒9の末脚で直線一気に突き抜けた。「馬も落ち着いていましたし、道中はポジションは考えず出たなりで。最後に脚を使えるのは分かっていたので、リズム良く運ぶことだけを考えました」とパートナーの走りを称えた。

 2連勝で挑んだ2走前のエリザベス女王杯は、激しい気性と切れ味がそがれる苦手な重馬場が災いして、9着に敗れた。それでも勝ち馬メイショウマンボからはわずか0秒6差。5戦続けて手綱を取った藤岡康は「去年に比べて精神面での成長が一番大きいですね」と心身ともの充実ぶりを指摘した。フランス出張で角居師は不在。代理で見届けた高田助手は「今回は競馬でメンコを着けたので、イレ込みもきつくなかった。外枠からうまく流れに乗れて、レースの内容も良かった」と勝因を挙げた。

 次走は未定だが、今秋の最大目標はエリザベス女王杯でのリベンジ。重賞3勝の母が果たせなかったG1タイトル奪取を――。人馬とも、秋のさらなる飛躍が楽しみだ。

 ◆ディアデラマドレ 父キングカメハメハ 母ディアデラノビア(母の父サンデーサイレンス)牝4歳 栗東・角居厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績9戦4勝 総獲得賞金7159万4000円。

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