【安田記念】グランプリボス2着 16番人気健闘も皇成初G1スルリ

[ 2014年6月9日 05:30 ]

 直線残り100メートル、馬群を割ったグランプリボスが、いったんは完全に先頭に立った。内から迫るジャスタウェイを何とかしのごうと、三浦が懸命に手綱を押し込む。死力を尽くした追い比べも、鼻差競り負け大金星を逃した。

【レース結果】

 坂下でクラレントと接触。内へ大きくはじかれたが、前を行くダノンシャークとグロリアスデイズの間にできた一頭分のスペースに飛び込んだ。「ここしかないと思って追ったが…。甘くはなかったですね」。自身初のG1制覇が目前で消えた三浦は唇をかんだ。「最後は脚が上がってしまった。相手は追い出しを待たされた分、脚が残っていた。その差ですかね」。悔しさを押し殺し、冷静に直線の攻防を振り返った。

 矢作師は3度目の安田記念2着。「勝てないな」とつぶやいたが落胆はしていない。G12勝馬ながらブービー16番人気に甘んじていた愛馬の激走。「八分くらいの出来と(レース前は)話したが、実際は五~六分程度。筋肉の量が足りなかった。それでも底力を見せてくれた。きょうは馬を褒めたい」と称えた。

 夏場は休養し秋に備える。「このままでは終われない」。復活の手応えをつかみ、指揮官は優しいまなざしで愛馬を見つめていた。

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