【日本ダービー】ワンアンド 甲斐助手感慨、指揮官に最高の恩返し

[ 2014年6月2日 05:30 ]

 ゲートまで付き添った担当の甲斐純也助手は、ゴール前でレースを観戦。「絶叫しました。先生がダービーを勝てて、もう何も言えません」と感無量の面持ち。父の故・甲斐正文厩務員は、橋口師のダービー初挑戦となったツルマルミマタオー(90年4着)を担当。「学校を休んで、一緒に馬運車に乗って見に行った」思い出のダービーから24年、自ら志願して親子2代で仕えた指揮官に最高の恩返しとなった。同助手は最も美しく手入れされた馬の担当者を称える「ベストターンドアウト賞」も受賞した。審査員を務めた渡辺明王将は「初めての経験で大変勉強になりました」と話した。

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2014年6月2日のニュース