【日本ダービー】ワンアンドオンリーが優勝 橋口師20頭目挑戦で初V

[ 2014年6月1日 16:11 ]

<第81回日本ダービー>イスラボニータ(左)との競り合いを制し優勝したワンアンドオンリー

 第81回日本ダービー=東京優駿=(1日・東京10R2400メートル芝18頭、G1)クラシック3冠レース第2戦は、3番人気のワンアンドオンリー(横山典弘騎乗)が2分24秒6で優勝し、G1初勝利を挙げるとともに1着賞金2億円を獲得した。

 同騎手はこのレース2勝目、橋口弘次郎調教師は管理馬計20頭目の挑戦で初勝利。

 5、6番手を進んだワンアンドオンリーは、最後の直線で早めに先頭に立った1番人気の皐月賞馬イスラボニータに残り300メートル付近で並びかけると、激しいたたき合いを制して3/4馬身先着した。さらに1馬身半差の3着は12番人気のマイネルフロスト。牝馬として史上4頭目のダービー制覇を狙ったレッドリヴェールは12着に終わった。逃げたエキマエは競走中止、ウインフルブルームは出走を取り消した。

 払戻金は単勝が560円、枠連が(1)―(7)で800円、馬連が(2)―(13)で850円、馬単は(2)―(13)で1860円、3連複は(2)―(3)―(13)で2万7470円、3連単は(2)―(13)―(3)で10万3300円、ワイドは(2)―(13)が420円、(2)―(3)が5210円、(3)―(13)が3580円。

 ▼横山典弘騎手の話 本当に勝てて良かった。スタートも良く、無理なくレースを進められた。お父さん(ハーツクライ)に比べてヨタヨタしているが、それでもダービーを勝ってしまうのだからね。

 ◆ワンアンドオンリー 3歳牡馬、父ハーツクライ、母ヴァーチュ。北海道新冠町の株式会社ノースヒルズ生産。馬主は前田幸治氏。戦績は9戦3勝、重賞は2勝。獲得賞金は3億1329万1千円。

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2014年6月1日のニュース