【京王杯SC】コパノリチャード 適距離で持ち味の先行力生きる

[ 2014年5月14日 05:30 ]

 今週の土曜東京メーンは安田記念の前哨戦「第59回京王杯SC」。高松宮記念でG1初制覇を飾ったコパノリチャードが中6週で東京7F戦に照準を合わせてきた。

 その前走はたっぷり雨が降って不良馬場での決戦。勝ち時計1分12秒2が示すように極端に力のいるコンディションになった。そんな状況で力走した反動もなく、この中間も出来は充実。岡田助手は「順調ですね。先週の追い切りは馬場が重くて少しモタモタしていたけど気持ちが入り過ぎていないし、ちょうどいい感じに仕上がっていますよ」と好調をアピールする。

 初の1200メートル、しかもG1でいきなり結果を出したようにスプリント適性は相当。ただ、それまで4戦3勝と結果を出してきたのがこの1400メートルだ。「阪神C(3走前10着)のようにゴチャついて包まれると厳しいし、スタートだけは決めたい。よほど包まれたりしない限り、崩れることはなさそう」と持ち味の先行力を生かす構えだ。

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2014年5月14日のニュース