【天皇賞・春】フェイムゲーム ステイヤーの本領発揮だ

[ 2014年4月30日 05:30 ]

 長距離は任せろ!!4歳春に素質が開花したフェイムゲームが大仕事に燃える。昨年4月の皐月賞12着後に左前脚トウ骨遠位端骨折が判明。ダービー、菊花賞は棒に振ったが、復帰後3戦目のダイヤモンドS(東京芝3400メートル)で昨年1月・京成杯以来の重賞2勝目。早めに動き、押し切る横綱相撲で豊富な持久力をアピールした。

 宗像師は「ステイヤーと確認できたね。3歳時は体質的に弱かったが、だいぶ強くなってきた。やんちゃな面も解消し、精神的にどっしりしてきた」と目を細める。

 祖母ベルベットサッシュはサッカーボーイ(代表産駒は菊花賞馬ナリタトップロード、ヒシミラクル)の全妹。父が05年有馬記念Vハーツクライとくれば、春の盾は本領発揮の場だ。「東京の走りから、京都外回りの広いコースで走らせたいと思っていた。胸を借りて、どこまでやれるか」。指揮官は上昇一途の勢いに期待を寄せた。

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2014年4月30日のニュース