元調教師の伊藤雄氏、松山康氏、元騎手の岡部氏ら6人も顕彰者に

[ 2014年4月23日 05:30 ]

顕彰者に選出された元調教師の伊藤雄二氏

 顕彰者には伊藤雄二(77)、松山康久(70)の元調教師2人と岡部幸雄(65)、河内洋(59)、郷原洋行(70)、柴田政人(65)の元騎手4人が選出された。

 ◆伊藤 雄二(いとう・ゆうじ)1937年(昭12)1月14日生まれの77歳。7501戦1153勝。93年ダービー(ウイニングチケット)を含むG1・12勝。

 「非常に恐縮するとともに、光栄に存じております。今後もますます勉強していきたい」

 ◆松山 康久(まつやま・やすひさ)1943年(昭18)9月4日生まれの70歳。7700戦1001勝。ミスターシービーのクラシック3冠(83年)、89年ダービー(ウィナーズサークル)を含むG1・7勝。

 「思いもよらず、私が足元にも及ばない大先輩と同じ表彰を受けることを光栄に感じ、恐縮しています」

 ◆岡部 幸雄(おかべ・ゆきお)1948年(昭23)10月31日生まれの65歳。1万8647戦2943勝、84年ダービー(シンボリルドルフ)含むG1・37勝(共に歴代2位)。年間最多勝2回。

 「大先輩を差し置いてこのような賞をいただき感激しています」

 ◆河内 洋(かわち・ひろし)1955年(昭30)2月22日生まれの59歳。1万4940戦2111勝。00年ダービー(アグネスフライト)含むG1・22勝。最多勝3回。

 「身に余る光栄。今後もこの賞に恥じないよう頑張っていきたい」

 ◆郷原 洋行(ごうはら・ひろゆき)1944年(昭19)1月21日生まれの70歳。1万1906戦1515勝。80、89年ダービー(オペックホース、ウィナーズサークル)含むG1・10勝。最多勝1回。

 「ありがとうございます。今後の競馬の発展を見守っていきたいと思います」

 ◆柴田 政人(しばた・まさと)1948年(昭23)8月19日生まれの65歳。1万1728戦1767勝。93年ダービー(ウイニングチケット)含むG1・12勝。最多勝1回。

 「このような賞をいただき、本当に感激しています」

 ▼顕彰選考基準 顕彰者は調教師(04年以降に引退)が(1)中央競馬で1000勝以上(2)管理馬がG1(グレード制導入以前の旧八大競走、宝塚記念、ジャパンC、エリザベス女王杯を含む)5勝以上(3)年間最多勝など特に顕著な成績の3要件、騎手は調教師の(3)に(1)中央競馬2000勝以上(83年以前引退は1000勝、84~03年引退は1500勝)(2)G110勝以上を加えた3要件を満たした者の中から、JRAに設置された選考委員会によって選出される。

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