【ダービー卿CT】手塚師を喜ばすアユサン&ユアーズ

[ 2014年4月3日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=2日】ダービー卿CTに出走するアユサンの追い切りが終わり、大勢の報道陣に囲まれた手塚師。取材が一段落した後、鳥谷越は気になっていた別の話題を振ってみた。

 先週末に繁殖入りが発表された重賞4勝馬アイムユアーズの動向。師は「種付け相手はディープインパクトだよ。魅力的な配合で楽しみだね」と満面の笑みで教えてくれた。アユサンと2頭でヴィクトリアマイル(5月18日、東京)出走プランもあったユアーズだが、楽しみは2世誕生まで持ち越しだ。

 師が上機嫌なのはユアーズだけが理由ではない。1歳年下の桜花賞馬アユサンも長期休養明けを叩かれ急上昇だ。最終追いはWコースで単走。丸山を背に伸び伸びとした脚さばきで駆け抜け、5F68秒8~13秒1を刻んだ。「前走とは全然違う。今回はG1を勝った力を少しは見せられる」と師。しんがり15着だった中山記念からの臨戦でも軽視は禁物だ。

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2014年4月3日のニュース