【卒業記念レース】男子は伊早坂V 女子は石井が完全優勝

[ 2014年3月26日 17:33 ]

日本競輪学校の卒業記念レースで優勝し、胴上げされる石井貴子

 競輪選手を養成する日本競輪学校の卒業記念レースは26日、神奈川県の平塚競輪場で行われ、第105回生による男子決勝(2025メートル、5周=先頭固定)は在校成績19位で、競輪選手だった父(新也)を持つ伊早坂駿一(茨城)が残り半周あたりで先頭に立ち、2分57秒4(上がり11秒4)で押し切った。

 2着は高校総体のケイリンで優勝経験のある清水裕友(山口)、3着は石塚輪太郎(和歌山)だった。

 女子第3回生による決勝(1625メートル、4周=先頭固定)は在校成績3位の石井貴子(千葉)が2分19秒9(上がり12秒2)で1着となり、予選から4連勝で完全優勝を飾った。在校成績がそれぞれ2位と1位の高木真備(東京)と小林優香(福岡)が2、3着だった。

 卒業式は28日に静岡県伊豆市の日本競輪学校で行われ、女子は5月、男子は7月の開催から順次、デビューする予定。

 ▼伊早坂駿一の話 自信はあったけど、本当に優勝できるとは。ゴールの瞬間はチャンピオンになったと思った。思い通りに積極的なレースができた。

 ▼石井貴子の話 完全優勝ができてうれしい。前半は後方になってしまったけど、今のベストの走りはできたと思う。世界に通用する脚力をつけて、オリンピックを目指したい。

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