【大阪城Ｓ】素質馬スマートレイアー　牡馬相手も勝算あり

　【東西ドキュメント・栗東＝５日】９日の大阪城Ｓに特別登録したスマートレイアー。出否がはっきりと決まっておらず、坂田はやきもきしていた。昨年の秋華賞２着馬。今年はＧ１制覇の期待が懸かる素質馬だ。慎重に見極めているのだろう。

　５日の最終追い切り後、結論が出た。ＣＷコースで６Ｆ７９秒４～１２秒３を刻み、ラヴァズアゲイン（５歳１０００万）に頭差先着。大久保龍師が騎乗した武豊に感触を確認する。さあ、トレーナーの決断は？「出すことにした。ジョッキーも、悪くないと言ってくれた」。前走・愛知杯は５５キロを背負い６着。今回はオープン特別とはいえ５４キロ。牡馬相手でも１キロ軽くなるのは大きい。

　キャリア６戦。デビューしてまだ１年たっていない芦毛のディープインパクト産駒。出す以上は勝算ありだろうと坂田は踏んだ。