上村、今週ラスト騎乗「結果を出したい」

[ 2014年2月21日 05:30 ]

今週がラスト騎乗となる上村騎手

 08年スリープレスナイトでスプリンターズS制覇など、JRA重賞10勝を挙げた上村洋行騎手(40)が今週、ムチを置く。

 「22年間もやってきたので、まだ、引退の実感が湧かない。気持ちが追いついてこないと言ったらいいのか」。順風満帆の騎手人生に03年、突然襲った目の病気(黄斑上ぶどう膜炎)。4度の手術を経ての復帰。そしてG1初制覇。絶頂もどん底も味わった男は調教師を目指す。

 ラスト週、日曜京都10Rカフェシュプリームは、同じく今週で引退する松山康師の管理馬。「先生から、俺もおまえも引退だなと声をかけてもらった。こんな人気馬に乗せてもらえるのだから結果を出したい」。野性味あふれる騎乗が魅力だった上村。最後の輝きを放つ。

 ≪その他の引退調教師ひと言≫

 ▼清水美波師 素晴らしい仕事だったと思う。寂しさより満足感でいっぱい。馬は力及ばず結果が出ないこともあるが自分は誠心誠意、嘘のない付き合いをしてきたつもり。

 ▼飯田明弘師(勇退) もう少し頑張りたかったが体がついていかない。その中で昨年、メイショウマンボでG1・3勝できたことが本当にうれしかった。

 ▼小原伊佐美師 タマモクロスが思い出。引退戦の有馬記念(2着)は出走取り消しを考えたぐらいカイバ食いが悪かった。力を発揮できれば勝っていた。本当にいい馬に巡り合えた。

 ▼鹿戸明師 無名だった騎手時代、テンポイントから多くを学んだ。今でも墓参りをしているし僕の先生。

 ▼武宏平師 長いようで短い競馬人生だった。一昨年から食道ガンを患い、体にメスを入れてから思うように体が動かなくなった。元気だったら、もっとやりたかった。

 ▼野村彰彦師 長いことやったし、今はやれやれという思い。弟子の秋山もチャンスをつかんで成長してくれた。人馬に恵まれた。今後は趣味で競馬を楽しみたい。

 ▼藤岡範士師 気がついたら定年を迎えたという感じ。厩舎ゆかりの血統が活躍してくれたことを本当にうれしく思う。

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