【フェブラリーS】ニホンピロアワーズ12秒3 酒井「申し分ない」

[ 2014年2月20日 05:30 ]

酒井を背に単走で上々の走りを見せたニホンピロアワーズ

 ニホンピロアワーズは主戦の酒井を背にCWコースで追い切った。スムーズに加速し、ラスト1F12秒3。持ち味の雄大なフットワークで駆け抜けた。

 鞍上も好感触を口にした。「CWコースの追い切りに乗ったのは(昨年の)ジャパンCダート(5着)の1週前追い以来。あの時はゴール手前でトモ(後肢)を滑らせたが今は実が入って、申し分ない動きだった」

 普段はポリトラックで追い切ってきたが、2週連続でCWコースを選択。大橋師は「寒くてポリトラックコースは硬くなっている。脚元の負担を考慮した。状態は高いレベルで安定している」と目を細めた。休み明け3戦目だった東海Sを快勝。一昨年のJCダート覇者が完全復活を印象づけた。

 今回は初のマイル戦、そして芝スタート攻略が鍵になる。酒井は「スピードはあるしマイルは問題ない。芝でもやれると思っていた馬。芝スタートもこなしてくれるのでは」と不安なく大舞台に挑む。そして「G1らしいメンバーがそろったが、この馬も能力はヒケを取らない。力を発揮できるよう、100%以上の騎乗をしたい」と力を込めた。

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2014年2月20日のニュース