【きさらぎ賞】ベテラン厩務員興奮の(外)エイシンエルヴィン

[ 2014年2月5日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=4日】きさらぎ賞は各厩舎の期待馬がズラリとそろう。中尾厩舎の(外)エイシンエルヴィンは04年独オークス2着の母ライナに父が05年仏ダービー馬シャマーダルという奥の深さを感じさせる血統。デビュー3戦目で未勝利を勝ち上がると放牧を挟んで今年初戦に備えてきた。全休明けのこの日は角馬場と坂路で調整。柏原は中尾厩舎へ。迫田厩務員に感触をたずねた。

 「いい感じに来ているよ。今週追い切って、ちょうど仕上がると思う。使い出したときはまだ遊びながら走っていたけど徐々に競馬を覚えてきた感じ。もともと能力は感じていたからね」

 この道44年のベテラン・迫田厩務員はかつてアドマイヤスバル(09年白山大賞典勝ち、11年に引退)を担当。もう1頭の担当馬アドマイヤジャコモは先々週の初茜賞で1000万を勝ち上がった。「ジャコモに続いてほしいね」。意気込みがたっぷり伝わってきた。

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2014年2月5日のニュース