【シルクロードS】オペラ・白井師「唯一の不安は道悪だけ」

[ 2014年1月31日 05:30 ]

白井師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、シルクロードS(2月2日、京都)にレディオブオペラで挑む白井師を直撃した。

 ――レディオブオペラの最終追い切りはダートBコースを単走で6F79秒6。

 白井師 七、八分どころを通っての時計ですからね。動きは上々だったと思います。

 ――前走(淀短距離S1着)時の追い切りではかなり内に切れ込んでいた。

 あの時は雨で柔らかくなっていた芝コースに入れた。初めてということもあり内へモタれてしまいました。

 ――競馬でも少し内へ行きたがる面がある。

 前走後、リングバミに換えて調教をしています。効果がみられるので今回は競馬でも装着する。モタれる心配はしなくて大丈夫でしょう。

 ――スタートからビュンビュン行くわけではない。

 スタートは普通。二の足で前へ行く感じですが、前走に関しては鞍上(藤田)が少し押して出していきましたね。

 ――それでも掛かるような感じではない。

 ガーンと持っていかれるようなことはない。折り合いに関しては全く心配ない馬です。

 ――前半33秒8で通過しました。

 ラップ的には決して遅くないけど、掛かっていないから最後もしっかり伸びてくれると思っていました。実際、その通りになりました。

 ――上がりは前半より速い33秒6でした。

 前半のラップが同じでも折り合いを欠いていたらあれだけの上がりはできないでしょう。直線ではもう後続を突き放す態勢だったのだから立派なものです。

 ――道悪の可能性がありますがそのあたりは?

 未勝利戦は道悪で勝ったけど、今回は重賞。本質的には良馬場の方が良いだろうと騎手も言っているし、今週からBコースに替わる点と合わせ、そのあたりは不安です。

 ――他に心配材料は?

 逆に言うと道悪だけが唯一の不安材料であって、他には何も心配していません。今後、大きいところを狙ってほしい馬ですので、そういう意味でも良い結果を期待しています。

続きを表示

2014年1月31日のニュース