【京成杯】地方馬プレイアンドリアル 直線豪快に突き抜け重賞初V

[ 2014年1月19日 15:55 ]

<11R・京成杯>ゴール前、馬群から抜け出しレースを制するプレイアンドリアル

 第54回京成杯(G3、芝2000メートル・晴良16頭)は19日、中山競馬場11Rで行われ、柴田大騎手騎乗の5番人気、プレイアンドリアル(牡3=河津裕厩舎、父デュランダル、母シルクヴィーナス)が、直線で鋭く抜け出し優勝した。勝ち時計は2分01秒1。

 まずまずそろったスタートからアグネスドリームが先頭に立ち、その後にホルボッシュ、マイネグレヴィル、ショウナンラグーンなどがつける展開。

 4コーナーから直線に入ると、先頭で粘るアグネスドリームを1番人気キングズオブザサンが捉えて抜け出す。そのまま押し切りを図るキングズオブザサンだったが、道中後方でレースを進めたプレイアンドリアルが外から力強い伸び脚で一気に先頭を捉えて差し切る。最後はキングズオブザサンに2馬身差つけて重賞初勝利を飾った。

 地方所属馬の中央重賞勝利は2007年のハートオブクィーン(函館2歳ステークス)以来で、1984年のグレード制導入後19度目。

 2馬身差の2着は1番人気のキングズオブザサン、3着は4番人気のアデイインザライフだった。

 ▽プレイアンドリアル 3歳牡馬、父デュランダル、母シルクヴィーナス。北海道新冠町の森牧場生産、馬主は岡田繁幸氏。戦績は5戦3勝(うち中央で3戦1勝)、重賞初勝利。獲得賞金は5674万7千円(うち中央で5074万7千円)。

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2014年1月19日のニュース