【京都金杯】“冬将軍”ガルボ 12~2月は2勝&7連対の稼ぎ時

[ 2013年12月26日 05:30 ]

「冬将軍」ガルボが出動!!

 “冬将軍”ガルボがこの冬も元気。新年を飾る恒例の「第52回スポニチ賞京都金杯」で重賞4勝目を狙う。23日の阪神Cで2着と好走したばかりだが、同馬にとって重賞2勝&7連対の12~2月は稼ぎ時。暑く、いや熱く燃えている。

【京都金杯】

 ガルボの枕元には「氷点下」というプレゼントが置いてあった。クリスマス朝の美浦トレセンは午前7時でマイナス1度の冷え込み。阪神Cから24日に本拠地に戻ったばかりのガルボにとっては、この寒さが何よりだ。阪神Cは10番人気の低評価をあざ笑うかのように、先団追走から2着と好走。やはり冬場は走る。清水英師も「心肺機能が冬場向きになっているんだろうね。ジョッキー(岩田)もうまく乗ってくれた」と満足げだ。

 “冬馬”であることは季節別の成績を見れば一目瞭然。12~2月はシンザン記念、東京新聞杯の重賞2勝を含め、全てオープンで7連対。この季節に稼がない手はない。阪神Cから京都金杯は強行日程だが、当初から頭にあったプランだ。レース間隔こそ異なるが、このローテーション自体は10~11年(阪神C4着→京都金杯2着)で経験済み。師は「以前も似たような形で結果が出ているからね。寒くなって良くなってきたが、もう一段階良くなる余地がある。(ハンデの)58キロさえ克服できれば」と手応え十分だ。

 “雪辱”もかかる。今秋はスポニチ賞ステイヤーズSにコスモロビンを送り込んだが、直線での落鉄が響いて7着に終わった。「そうか、スポニチ賞か。頑張るよ」と師。スポニチ賞の敵はスポニチ賞で討つ。冬将軍が意気軒高に京へと向かう。

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2013年12月26日のニュース