「賞金王決定戦」来年全18選手で前検日にエンジン抽選

[ 2013年12月25日 05:30 ]

 日本モーターボート競走会は24日、第29回大会から出場枠を12人から18人に拡大し、「グランプリ」の通称名称で開催するSG「賞金王決定戦」の詳細を発表した。

 出場人数の増加に伴い、現行の4日制から6日制に移行。初日、2日目の「トライアル1st」と、3~5日目の「トライアル2nd」の2ステージ制で行われる。

 トライアル1stには獲得賞金ランキング7~18位の12選手が出場。得点率上位6選手が、同ランキング1~6位の6選手が待ち受けるトライアル2ndに進出し、計12選手で最終日の賞金王決定戦出場を懸けて争う。前検は開催初日前日に実施。出場18選手による抽選でボート、エンジンが割り当てられる。公正さを期するためトライアル2ndから出場する6選手も初日、2日目は調整日として整備、スタート練習、タイム測定などを行うことができる。

 トライアル1stで敗退した6選手は3日目から賞金王シリーズ戦に途中参戦。同10Rには6選手を対象にした得点増しの賞典レース「シリーズ復活戦」を新設。トライアル1stの得点は賞金王シリーズ戦の得点(1着10点、2着8点、3着6点、4着4点、5着2点、6着1点)よりも点数が高い(1着12点、2着10点、3着9点、4着7点、5着6点、6着5点)。仮にトライアル1stで6着を2本並べてシリーズ戦に移った場合でも、シリーズ復活戦で好走すれば、上位で予選通過することは十分可能だ。

 改正1回目の第29回大会は14年12月18~23日、東京・ボートレース平和島で行われる。

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2013年12月25日のニュース