賞金王決定戦、来年リニューアル 6位までシード、18位まで出場権

[ 2013年12月24日 05:30 ]

 23日に第28回大会の幕を下ろしたSG「賞金王決定戦」は、グランプリの通称で行われる来年の第29回大会から、出場人数や勝ち上がり方式が大幅に変更される。これまではチャレンジCが終了する日までの、年間獲得賞金ランキング上位12選手が参戦していたが、来年からは出場枠を拡大。賞金18位までに出場権が与えられることになった。

 この出場人数の増加に合わせ、開催期間と勝ち上がり方式も変更される。従来は賞金王シリーズ3日目に、トライアル1回戦の2レースを開催。4日目に2回戦2レース、5日目に3回戦2レースを行い、その合計得点上位6選手が最終日の賞金王決定戦に進出する4日制だった。来年以降はトライアルを初日と2日目の「第1ステージ」、3~5日目の「第2ステージ」に分割。6日制で争われることになる。

 第1ステージに出場するのは賞金ランキング7~18位の12選手。ここでの合計得点上位6選手が第2ステージに駒を進め、賞金上位6選手とファイナリストの座を懸けて争う。第1ステージで敗退した6選手は、3日目から賞金王シリーズに参戦。もちろん、優出や優勝の権利を持つ。

 賞金トップ6選手の前検日がいつになるのか、どのような手順で賞金王決定戦のエンジン抽選が行われるのか、賞金王シリーズに途中参戦する第1ステージ敗退6選手にどのようなアドバンテージが与えられるのか、これらの詳細は24日に日本モーターボート競走会より発表される予定だ。

 生まれ変わった賞金王決定戦は、来年12月18~23日にボートレース平和島で開催される。

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2013年12月24日のニュース