【中山大障害】アポロマーベリック 8馬身差圧勝で重賞初制覇

[ 2013年12月21日 15:33 ]

<中山10R・中山大障害>レースを制した(2)アポロマーベリックが障害を飛越する

 「第136回中山大障害」(G1、芝4100メートル・晴・稍重)は21日、中山競馬場10Rで行われ、五十嵐騎乗の5番人気、アポロマーベリック(牡4=堀井厩舎、父アポロキングダム、母オメガファスター)が、中盤から先行して優勝した。勝ち時計は4分45秒8。

 レース前半、先頭を切ったのはスプリングゲント。これをテイエムブユウデン、アポロマーベリックが追い、コスモソユーズ、メイショウブシドウなどが続いた。序盤でメルシーエイタイムは落馬、競走中止した。

 前半は、馬順が変わらず淡々と進んだ。五十嵐騎手は機を見たか、レース中盤で先頭を奪った。二番手にスプリングゲントが付け、3番手以下はメイショウブシドウ、テイエムブユウデンなどが追う形になった。

 最後の半周、トップに立った五十嵐騎手は4コーナーから追い通し。アポロマーベリックもこれにこたえて、直線では後続をグイグイ引き離して1着でゴールインした。8馬身差の2着は追い込んだハッピーティアが入り、4分の3馬身差の3着にはメイショウブシドウが入った。アポロマーベリックは初の重賞制覇を飾った。

 ◇アポロマーベリック 4歳牡馬、父アポロキングダム、母オメガファスター。戦績は過去平地レースで2勝。障害で2勝し、3勝目で初の重賞制覇。

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2013年12月21日のニュース