【有馬記念】ルルーシュやる気!最後まで僚馬に並ばせず

[ 2013年12月19日 05:30 ]

ルルーシュ(手前)はアンアヴェンジドと坂路で併せる

 休養明け3戦目がグランプリとなるルルーシュが、坂路での最終調整で気合のこもった動きを披露した。アンアヴェンジド(4歳1600万)を先導する形でスタート。終始2馬身ほどのリードを保って直線を向き、最後まで並ばせずにフィニッシュ。藤沢和師は「ハロー直後で時計(4F51秒8)は少し速くなったが、いいね。やる気を見せている」と動きを絶賛した。

 「夏の使いだしで惨敗(札幌記念15着)した時はへこんだが、よく立ち直ってくれた」と師が語る通り、ここ2戦のアルゼンチン共和国杯(3着)→ジャパンC(6着)は共に勝ち馬と0秒2差の接戦。特に、超スローの大外枠で距離ロスがあった前走は中身が濃かった。通算【0・0・0・3】の中山芝に替わる点も、師は「過去3戦は競馬自体が良くなかっただけ」と問題なしを強調。「そろそろ本気を出してもらおう」とV争いを期待していた。

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2013年12月19日のニュース