【朝日ＣＣ】アルキメデス４連勝で重賞初制覇

＜朝日ＣＣ＞バルザローナ騎乗のアルキメデス（８）が鮮やかに突き抜けＶ

　ハンデＧ３・朝日チャレンジＣが阪神競馬場で行われ、１番人気アルキメデスが４連勝で重賞初制覇。ミカエル・バルザローナ（２２＝英国）はＪＲＡ重賞初Ｖとなった。２着ルメール（カワキタフウジン）、３着Ｍデムーロ（ハナズゴール）で外国人騎手が３着以内を独占（１０年有馬記念以来）した。

　１２年ドバイワールドＣ（モンテロッソ）を制した若武者の騎乗が光った。道中は馬群で折り合いに専念。直線、タイミング良く追い出すと、パートナーは力強く伸びた。「行きたがるところはあるが、闘志を内にとどめることができた」と笑顔。「食べ物が合うし、人も親切」と日本にもなじんだ若き名手は、いつまでもファンの歓声に応えていた。

　◆アルキメデス　父アドマイヤムーン　母アーキオロジー（母の父シーキングザゴールド）牡４歳　栗東・藤原英厩舎所属　馬主・シェイク・モハメド氏　生産者・北海道日高町ダーレー・ジャパン・ファーム　戦績１２戦６勝　総獲得賞金１億２５９６万９０００円。