【阪神JF】ただ1頭3勝馬!勝利の鐘を鳴らすのはホウライアキコ

[ 2013年12月3日 05:30 ]

過去のデータからV候補に浮上したホウライアキコ

 阪神JFは外回り1600メートルにコースが替わった06年以降のデータから徹底分析。3戦全勝のホウライアキコをV指名だ。

【阪神JF】

 (1)大負けはダメ 抽選対象も含め23頭もいるが、戦績だけに注目すれば絞れる。過去7年、6着以下の大敗があって、馬券対象になったのは昨年2着クロフネサプライズ(小倉2歳S9着)だけ。1勝馬の優勝は5頭いるが、08年ブエナビスタの新馬3着が最低着順。1勝馬に限れば、4着以下があってはダメ。ここで早くも14頭が消える。函館2歳S優勝クリスマスはアルテミスS7着、白菊賞Vで穴人気?のレーヴデトワールも萩S6着が致命傷だ。

 (2)マイル以上でV経験 473メートルの長い直線と、ゴール前に坂があるタフな阪神外回り。持久力は不可欠。優勝馬7頭は例外なく、芝1600メートル以上で1度は勝っていた馬。抽選対象のインヴォーク、タイセイティグレスが脱落。

 (3)休み明けは不利 前走が9月以前だった馬は優勝どころか、1~3着馬も1頭もいない。体調維持の難しい冬場。順調な馬が断然強い。ここで超衝撃!!人気2頭が消えてしまう。8月新潟2歳S優勝以来のハープスター、同じく8月札幌2歳S優勝以来のレッドリヴェール。ブランクを埋めるのは大変。

 (4)もっと突き詰めると さらに優勝馬7頭中、6頭は11月に出走。例外の10年優勝レーヴディソールはG2デイリー杯2歳S制覇。10月以来の馬が勝つには前走で重賞を使っているのが理想。フォーエバーモア、マジックタイムは500万特別Vでは不安。

 (5)キャリア レース数を使い過ぎても、消耗が心配。優勝馬7頭は全てキャリア3戦以内。既に4戦使っているマーブルカテドラルは疲れが…。

 結論 文句なしのV候補はホウライアキコ。ただ1頭の3勝馬。デビュー当初はスプリンター!?の印象があったが、男馬相手のマイル重賞・デイリー杯2歳S優勝でイメージ一新。勝利の鐘を高らかに鳴らすはずだ。

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2013年12月3日のニュース