ブエナ妹・超良血サングレアル、直線ごぼう抜きの剛脚披露

[ 2013年12月3日 05:30 ]

 開催替わりの先週は1番人気に応えた阪神デビュー組2頭に大物感。特に超良血サングレアルは強烈なインパクト。8~9番手でゆっくり運び、直線ごぼう抜き。3F33秒3の強烈な末脚で残り1Fで早くも大勢を決した。鞍上・岩田が「道中の走りと最後の瞬発力はお姉さんに似ている」とG1・6勝の偉大な半姉ブエナビスタを引き合いに出すほど。420キロ(姉の初戦は452キロ)と体はコンパクトだが、ひ弱さは感じない。当然、来春クラシックに駒を進めてくる逸材だ。

 対照的にミッキーデータはマイペースの逃げ切り。スタート自体は速くはなかったが、制御はしっかり利いた。ディープインパクト産駒には珍しい502キロの大型馬。いかにも長距離向きで今後に注目。中山ではアカノジュウハチが外々を回りながら確かな伸び脚。着差以上の完勝でまだ伸びる余地はある。

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2013年12月3日のニュース