【ジャパンC】角居師 連戦デニムアンドルビー中1週出しの狙いは

[ 2013年11月20日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=19日】昨年、3番人気ジェンティルドンナがオルフェーヴルを打ち負かした。3歳牝馬の連勝はないのか。坂田はデニムアンドルビーを管理する角居師を直撃した。気になるのは秋華賞(4着)→エリザベス女王杯(5着)→ジャパンCの、G1連戦ローテーション。疲れはないのか!?

 「レース後の(ダメージの)回復が思ったより早かった。獣医師も大丈夫と言ってくれた」。3歳牝馬には、これまでも96年ファビラスラフイン(7番人気2着)、09年レッドディザイア(6番人気3着)と好走歴はある。ただ、ジェンティルを含む3頭は秋華賞から直行。デニムは、さらにエリザベス女王杯を挟んでの中1週。しっかり状態を見極めての参戦ということは分かった。

 今回、舞台は東京へ。直線が長く、いかにもデニム向きの舞台設定。事実、フローラS1着、オークス3着と実績を残している。53キロの重量も魅力的に映る。「ここ2走も、しまいは伸びている。(出走しなかったが)凱旋門賞にも登録した馬だし、JCは日本を代表する国際レース。世界の強豪と日本にいながらにして戦えるわけだから、ここでソツのない走りができないと」(同師)。角居厩舎は過去6年、11年を除いて毎年、管理馬を3着以内に送り込んできた。ウオッカ(08年3着、09年1着)、ヴィクトワールピサ(10年3着、11年13着)、ルーラーシップ(12年3着)。デニムへの期待も前述3頭と劣らないレベルなのだろう。坂田は思わぬ穴馬を発掘した気分になっていた。

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2013年11月20日のニュース