【マイルCS】距離半分 天皇賞・春連対馬のマイルG1勝利は初

[ 2013年11月18日 05:30 ]

 天皇賞・春で連対した馬が半分の距離であるマイルG1を勝つのは初の快挙。これまでは92年天皇賞・春2着のカミノクレッセが、続く安田記念でも2着に食い込んだのが最高。

 また、大幅距離短縮の成功例としては86年皐月賞2着のフレッシュボイスが、87年に阪神大賞典4着から続く安田記念を制している。一方、94年3冠馬のナリタブライアンは96年に天皇賞・春2着の後に高松宮杯(現高松宮記念)に出走して4着に敗れた。

 【マイルCSめも】
 ▼春に続く兄弟連覇 先週のエリザベス女王杯(メイショウマンボ)の弟・幸四郎に続き、兄・豊がG1制覇。今春のオークス(幸四郎=メイショウマンボ)→ダービー(豊=キズナ)の2週連続G1制覇と同じパターン。

 ▼好調ディープ産駒 ディープインパクト産駒のG1連続連対は「5」に。マイルCS制覇は、今回のトーセンラーが初めて。

 ▼首位快走 ディープインパクト産駒は今年G1・4勝目(通算12勝)。2位のキングカメハメハ、スズカマンボ(共に今年3勝)を抑えて首位。今年重賞17勝(通算44勝)で、2位キングカメハメハ(10勝)に7勝差。

 ▼3頭目 2番人気の優勝は92年ダイタクへリオス、97年タイキシャトルに続き、16年ぶり3頭目。

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2013年11月18日のニュース