【東京新馬戦】ブラウンタイガー 17年ぶり7月生まれ2歳デビュー

[ 2013年11月15日 05:30 ]

 超遅生まれのブラウンタイガー(牡=松永康、父サクラプレジデント)が異例の2歳戦デビューにこぎつけた。

 土曜東京6R(ダート1400メートル)に出走する同馬は7月6日生まれ。内国産馬はほとんどが6月までに生まれ、7月生まれはきわめて珍しい。松永康師は「牧場でも当初は競走馬としてデビューできるのかと心配したようだ」というが、入厩後も順調にメニューを消化してきた。

 膝の骨の成長が遅い点を考慮してダートでのデビューとなるが、師は「それ以外は特に遅生まれは気にならない。ちょっと小柄だが肉付きがいいし、スピードがあってゲートも速い。パンとしてくれば芝でもやれそう」と好感触を得ている。7月生まれが2歳戦に出走するのは実に96年ロックスイセイ(新馬7着)以来。Vなら記録の残る86年以降で初の偉業となる。

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2013年11月15日のニュース