【マイルCS】ダークシャドウ半馬身先着!距離不足もムーアが導く

[ 2013年11月15日 05:30 ]

中央にサトノプライマシーを挟み、貫禄の動きを見せたリアルインパクト(左)とダークシャドウ(右)

 昨年有馬記念(6着)以来のコンビとなるムーアが騎乗したダークシャドウは見た目通りの好気配。

 道中は2番手を追走し直線は外へ。鞍上が手綱を動かすと、馬なりの真ん中サトノプライマシーと内リアルインパクトに徐々に加速しながら半馬身先着した。ラストにグイッとひと伸びして貫禄を見せつけた。「凄く動きは良かった。6歳だけど体調が良くコンディションは上向いている。本番が楽しみ」とムーアの表情も自然と緩んでくる。

 出走予定だった天皇賞・秋は調教中に外傷を負うアクシデントで直前回避。ダメージが心配されたが堀師は「大事を取って回避したが、(アクシデントの)翌日から乗っている。ケガの影響は全くない」と断言した。

 5勝全てを1800メートル以上の距離で挙げ、初めてのマイル戦となった今年の安田記念は6着に終わった。これには「本当はもう少し長い方がいい」と指揮官は本音を漏らしたが「研究熱心なジョッキーなので安心している。いいところを引き出してほしい」と英の名手に全てを託した。

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2013年11月15日のニュース