【東京５Ｒ新馬戦】フォールティテールが抜け出し快勝

　メイクデビュー東京は９日、東京競馬場５Ｒ（ダート・１３００メートル・曇・良）で行われ、田辺騎手騎乗の６番人気、フォールティテール（牡２＝小西厩舎、父プリサイスエンド、母シルキーリリー）が、直線抜け出して新馬勝ちした。勝ち時計は１分２１秒０。

　ダートの短距離戦、人気どころのチタノティアラ、コスモキングダム、シャイニングホープなどが先行策を取った。チタノティアラが、向正面から４コーナーまでレースを引っ張った。直線に向くと、各馬が一斉にスパート。

　先行勢の中から、まずコスモキングダムが直線中ほどでチタノティアラを競り落として先頭に立った。それにシャイニングホープが競りかけて交わす。さらに外から中団で脚をためていたフォールティテールがグイグイと押して抜け出してきた。最後は差を広げるほど末脚の良さを見せ快勝した。

　３馬身差の２着にシャイニングホープ、そこから３／４馬身差の３着にカメヤマシャチュウが入った。