【京王杯２歳Ｓ】ミスターＸ　アポロスターズ　ＯＰ勝ちの実績信頼

　東西で２歳重賞が行われる。東京１１Ｒ・京王杯２歳Ｓはアポロスターズ。新馬勝ちから駒を進めた関西馬モーリスが人気を集めそうだが、オープン勝ちの実績と経験を信頼する。デビュー戦は２番手から押し切ったのに対し、前走・カンナＳは７番手で脚をタメての競馬。この自在性は大きな武器だ。２勝はともに１２００メートル戦。１４００メートルのダリア賞は４着だったが、直線で前がふさがり、脚を余してのもの。距離に敗因を求めるのは早い。仕上がりも万全。勝って暮れの大一番、朝日杯ＦＳへと向かいたいところ。

　相手はラブリープラネット。重馬場の前走は持ち味をそがれる形となったが、良馬場なら伸びてくる。怖いのはカラダレジェンド。前走は余力たっぷりに２馬身差Ｖ。連闘になるがダメージも少なかった。

　馬連（９）から（１）（６）（７）（８）（１０）（１３）

　京都１１Ｒ・ファンタジーＳはエルノルテ。前走・りんどう賞は道中掛かり気味。それでも最後は最速タイの上がりで追い上げて４着。スムーズなら好勝負必至だ。対抗はフクノドリーム。良馬場の芝、距離延長と未知な部分は多いが、圧勝続きの３連勝があまりに強烈。ここでも、どんな競馬を見せるか、不安より楽しみの方が大きい。

　馬連（６）から（１）（３）（７）（１３）（１７）（１８）