増本豊師死去、マサラッキで高松宮記念制す

[ 2013年11月9日 06:00 ]

 中央競馬調教師の増本豊(ますもと・ゆたか)氏が5日午後4時58分、病気のため滋賀県守山市内の病院で死去。67歳。京都府出身。葬儀・告別式は既に近親者のみで行った。

 父・勇氏が経営する厩舎の厩務員、調教助手を経て76年調教師免許を取得。99年マサラッキがG1高松宮記念を制覇。キングジョイは08、09年中山大障害を勝ち、マルカラスカルは08年中山グランドジャンプをVと障害でも一時代を築いた。通算567勝、重賞は18勝。

 JRAは8日、増本師の死去に伴い、マルカバッケン(6歳オープン)など管理馬28頭を中村厩舎へと転厩(20馬房を臨時貸し付け)すると発表した。今週、登録した2頭(土曜京都3Rマルカブラン、日曜京都12Rサンライズメジャー)は中村厩舎所属で出走する。

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2013年11月9日のニュース