【Jベイビーズ】関東代表の斎藤君優勝、父は調教師「緊張した」

[ 2013年11月4日 06:00 ]

第5回ジョッキーベイビーズを制した関東地区代表の斎藤新君(左)は父・斎藤誠師と笑顔でポーズ

 小、中学生による全国ポニー競馬選手権「第5回ジョッキーベイビーズ」が3日、東京競馬場(芝直線400メートル)で全国予選を勝ち抜いた8人で行われ、関東地区代表の斎藤新(あらた)君(12=美浦トレセン少年団)が優勝した。

 残り100メートルで先頭に立ち、後続を突き放す完勝で「自分1人の優勝ではなく、これまで応援してくれた全員の優勝です」と喜んだ。JRA馬事公苑と長谷川町子美術館(ともに東京都世田谷区)が近い縁で、誘導馬には今年も「サザエさん」が騎乗した。

 新君は斎藤誠師(42)の長男。見守った師は「緊張したよ。美浦の乗馬苑で練習を積んだのが良かったと思う。物おじしない性格でジョッキーに向いている」と笑顔。中1の新君は2年後に競馬学校を受験予定。表彰式のプレゼンター・武豊から「必ず一緒に(レースに)乗りましょう」と手を差し出されると「よろしくお願いします」と力強く握り返した。

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2013年11月4日のニュース