【みやこS】福永3週連続重賞V!ブライトラインで粘り切った

[ 2013年11月4日 06:00 ]

福永騎乗のブライトラインが押し切り重賞2勝目をゲット

 「みやこS」が3日、京都競馬場で行われ、2番人気ブライトラインが4角先頭の強気な競馬で重賞2勝目。福永祐一(36)は菊花賞(エピファネイア)、天皇賞(ジャスタウェイ)に続く、3週連続のお立ち台となった。

【レース結果】

 3週連続のお立ち台。福永の騎乗ぶりは明らかに“無敵モード”だった。3番手追走から4角手前で堂々と先頭に立つブライトライン。ライバル15頭を完全に見下ろしていた。インカンテーションが懸命に迫るが、まるで計算通りかのように鼻差しのぎきった。「返し馬から馬が行く気満々。最後はよく我慢してくれた」。福永は冷静に振り返った。

 汚名返上の一戦だった。1番人気の前走・エルムSは勝負どころで前が空かず、外へと立て直すロス。懸命に追い上げたが3着に滑り込むのが精いっぱいだった。「自分の進路取りのミスで負けた。だから何としても今回は結果を出したかった。本当に良かった」。逃げた2頭が競り合ってハイペースだが、かといって後方過ぎても届かない。絶妙の位置取りから強気に攻め、並み居る強豪を封じ込めた。

 「速い流れが向いた。強敵に勝ったことで、より大きな舞台でも楽しみはある」。抜群の判断力を見せ、自身5度目の3週連続JRA重賞勝ちをマークした主戦は力強く語った。

 これでダート転向後、5戦3勝、3着2回。3歳時は芝のファルコンSも勝っており“二刀流”の重賞Vでもあった。中間、気を抜かせないよう、厩舎で入念に乗り込んだ。とはいえ、ストレスをためすぎてもいけない。「折り合いが鍵のタイプ」と鮫島師。微妙なさじ加減のケアで心身面の維持に努めてきた。

 次走は当然、ジャパンCダート(12月1日、阪神)。今回以上に相手はそろうが、前哨戦でこの勝ちっぷりなら期待が膨らむ。「休み明けで、今回はまだ体が重かった。一度叩いて次はもっと良くなる」と鮫島師。馬名は「目立たせる」「強調する」の意味。G1でも強調すべき1頭となったことは確かだ。

 ◆ブライトライン 父フジキセキ 母シェリーズスマイル(母の父キングオブキングス)牡4歳 栗東・鮫島厩舎所属 馬主・ノースヒルズ 生産者・北海道新冠町ノースヒルズマネジメント 戦績20戦6勝 総獲得賞金1億6380万8000円。

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