【菊花賞】６分の１突破、ネコタイショウ“逃げるしかない”

　６分の１の狭き門をくぐり抜け、出走にこぎつけたのはネコタイショウだった。投票所で抽選突破を確認した米良助手は「出走しなければチャンスはない。この枠（２番）なら逃げるしかない」と正攻法を強調。追い切りはＷコースでスパーブデイ（２歳未勝利）と併せて１馬身半先着。「稽古は動かないタイプだが、この馬なりにいい動き」。バンデとの先手争いも注目で展開の鍵を握る。