【菊花賞1週前追い】エピファネイア理想的タイム 福永「いい感じ」

[ 2013年10月10日 06:00 ]

エピファネイアは福永を背に単走追い

 菊花賞(20日、京都)1週前追い切りが9日、美浦、栗東トレセンで行われた。エピファネイア(角居)は主戦の福永を背にCWコースで単走馬なり。春はあり余るスピードをコントロールするのに苦労したが、徐々に加速する理想的なラップタイムを刻んで駆け抜けた。

 時計(6F81秒6)を聞いた鞍上は「いい感じやな。馬なりでも時計が出てしまう馬なのに、これだけ抑えて走れているのはいい」と感触を口にする。快勝した秋初戦の神戸新聞杯の時と同様、この日も舌を縛って追い切った。「前走を見ても利いている気がする。落ち着きもあるし、使って身のこなしが良くなっている」と4カ月ぶりの実戦を叩いた上積みも強調した。

 春の皐月賞&ダービー(ともに2着)で敗れたライバルがいない菊の舞台。「ロゴタイプ、キズナがいないし、能力は抜けている。スタミナ面も心配はない。最初の2000メートルを、どれだけ呼吸を合わせて行けるかやな」。ラスト1冠は譲れない覚悟で挑む。

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2013年10月10日のニュース