【凱旋門賞】静まり返ったパブリックビューイング ファン落胆

[ 2013年10月7日 06:00 ]

 昨年の凱旋門賞やドバイワールドCデーなどで、すっかりおなじみになった「新宿バルト9」でのパブリックビューイング。日本が誇る最強ツートップ、オルフェーヴルとキズナの人気はすさまじく、指定席(410席)は9月22日午前10時の予約受け付け開始から約30分で完売していた。

 定刻の午後11時15分にゲートが開くと興奮はピークに達した。中団を進むオルフェーヴル、後方でじっくりと脚をためるキズナに「頑張れ~」と声が飛ぶ。しかし、ゴールが近づくと徐々に「あ~」というため息に変わっていった。オルフェーヴルが2着、キズナは4着でゴール。勝利を確信していたファンは言葉を失い、会場は静まり返った。

 競馬歴19年という東京都西東京市の中村友順さん(39)は「今回は大丈夫かなと思っていたんですが…。でも、凱旋門賞の舞台に日本馬が主役として立っていることだけでも感慨深かった」と、日本馬2頭をねぎらっていた。

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2013年10月7日のニュース