オルフェ、不安一掃!“仕切り直し追い”3馬身先着 

[ 2013年9月8日 06:00 ]

藤岡佑を背にパワフルな動きを見せたオルフェーヴル

 凱旋門賞(10月6日、ロンシャン)制覇に向け、フランスで調整中のオルフェーヴル(牡5=池江)が7日(日本時間同日午後)、シャンティイ・エーグル調教場の直線芝コースでフォワ賞(15日、同)の1週前追い切りを行った。

 仏遠征中の藤岡佑介騎手(27)を背に、帯同馬ブラーニーストーン(セン6)を3馬身追走。ラスト1Fで並びかけ、馬なりのまま悠々と前に出て、3馬身先着した。当初は4日を予定したが、ブラーニーストーンが尻っ跳ねをした際に鼻筋を蹴られ、外傷性鼻出血を発症。この日に延期されたが、影響を感じさせないパワフルな動きだった。

 池江師は「スミヨン騎手がレース騎乗の関係で乗れず、藤岡佑騎手に乗ってもらった。彼は初めてオルフェに乗るので、馬が慣れたコースが良いと思い、昨年4度使用したコースにした。重くて力のいる馬場だったが、トライアルの1週前としては、ちょうどいい調整ができた。順調にきているし、このままいけば、いい状態で本番に凱旋門賞にもっていける」と話した。フォワ賞の最終追い切りはスミヨン騎乗で12日を予定している。

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2013年9月8日のニュース