【多摩川・ウェイキーC】石渡 地元の意地、まくり差して2着

[ 2013年9月7日 06:00 ]

2日目12R、ドリームで見せ場をつくった石渡

 ボートレース多摩川のG1「開設59周年記念・ウェイキーカップ」(優勝賞金900万円=副賞を含む)は6日、2日目が行われた。

 12R「是政ドリーム戦」で、石渡が地元の意地を見せた。ピット離れで遅れたものの回り込んで枠なりの3コースを確保すると、インで圧倒的な人気を背負う井口の先マイを鋭くまくり差してバックストレッチでは並走スタイルに持ち込んだ。2Mで井口に差し返されて2着に敗れたものの、レース足は十分なレベルであることを証明した形。3日目7、12Rはいわゆる「好枠デー」となるだけに、何としてもポイントをまとめて予選突破を確実なものにしたい。

 その2日目12Rを制した井口は、まだ回り足に不安を残しているものの今シリーズはリズムの良さでポイントを稼いでいる印象だ。初日の気配通り、2日目12R組は全体的にパワー低調。秋山と篠崎は厳しい足色で3着争いを演じていた様子だし、共に初日6、6着の熊谷と三浦は2日目も上位進出を果たせなかった。

 初日ドリーム勢では地元エースの浜野谷を筆頭に中野、湯川がパワー面でまずまずの雰囲気。太田も何とかなりそうなパワーだが、若手の桐生と平山は初日と同様に厳しいまま。早くも予選突破へ大敗が許されない立場に追い込まれてしまった。2日目に動きが良かったのは斉藤、吉田弘、山田、三井所、馬場、重野、土屋、平石ら。主力クラスでは江口、田村、市川、菊地らが苦戦している。

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2013年9月7日のニュース