【新潟記念】ブリッジクライム 51キロはおいしいハンデです

[ 2013年8月28日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=27日】午前5時の開門時、南馬場の温度計は21度。朝だけはようやく秋の気配。小田の足取りも軽かった。雨上がりのWコースに視線を送ると、坂路を経由したブリッジクライムが軽快にキャンター。体重を確認した鈴木康師に報道陣が殺到した。

 「この馬、夏場はいいんだ。現時点で475キロ(前走・三面川特別1着時が460キロ)。使っても体重が全然落ちない」。4月の湾岸S(8着)で448キロまで減った時とは別馬だ。格下とはいえ、昨年の秋華賞4着馬。ハンデ51キロはおいしい!?「ええ。正直52キロと思っていたが、1000万を勝った直後というのもあるのでしょう。この時季に強いのは状態のいい馬。いいレースをして、秋はG1を使いたいです」。指揮官にとっては87年ダイナフェアリー、88年ダイナオレンジで連覇した思い出深い重賞。そう言えば、2頭共に牝馬だった。

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2013年8月28日のニュース