【新馬戦】4レース中3鞍 新種牡馬ヨハネスブルグ産駒快勝

[ 2013年8月18日 06:00 ]

 17日に行われた新馬戦4レース中、3鞍で新種牡馬ヨハネスブルグ(米国産、父ヘネシー)産駒が快勝した。函館5R(芝1200メートル)は好スタートからハナを切った1番人気ペプチドスピカ(牝=吉村)が、直線で突き放して1秒8差の大差勝ち。上村は「時計(1分11秒6)は普通だが、先々まで楽しみ。距離が延びても対応できそう」と喜んだ。

 新潟5R(芝1400メートル)では2番人気スナークマスカラス(牡=川村)が2番手追走から抜け出し、後続に3馬身半差つけた。田辺は「見た目も強かったが乗り味もいい」。続く新潟6R(芝1200メートル)は1番人気ネロ(牡=森)が、2番手追走から抜群の手応えで抜け出した。戸崎は「坂路で動いていた通りの能力。ゆったり走れるので距離延長もOK」。ヨハネスブルグ産駒は、この日の出走新馬3頭が全てV。2歳世代の勝ち上がりは6頭となった。

 同馬をけい養する日本軽種馬協会静内種馬場(北海道新ひだか町)、遊佐繁基種馬課長は「驚いた。いいスピードが伝わっている。スピードで押し切る短距離が合うのだろうが、マイルまでなら十分に勝負になると思う。ぜひ、このまま新種牡馬リーディングを獲ってほしい」と喜びを語った。今年は30頭弱(正確な数字は今後集計)に種付け済み。来シーズンはオファーが急増するはずだ。

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2013年8月18日のニュース