女子レーサー益、藤本、片野がPR 6人娘で「盛り上げたい」

[ 2013年8月6日 06:00 ]

新人女子レーサーの(左から)藤本梨恵、片野利沙、益春菜

 7月にデビューしたばかりの第32期女子オートレーサー益春菜(26=川口)、藤本梨恵(30=伊勢崎)、片野利沙(20=船橋)の3人が5日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れた。

 女子レーサーとして初めてデビュー戦勝ちを飾った益は「スタートの感覚は似ていた」と、元全日本モトクロスレディースクラス4年連続チャンピオンの肩書がダテではないところを見せつけた。次走は8日からの川口開催。今月から勝ち上がり権利を得るが「次の目標は優勝」ときっぱり。さらに「夢はグレードレースで勝つこと。6人いる女子レーサーでオート界を盛り上げていきたい」と語った。

 藤本(8日からの伊勢崎に出走)と片野(8日からの川口に出走)の2人には初勝利の期待が懸かる。元ボクサーの藤本が「憧れの高橋貢さんの背中を見て、盗める物は盗みたい」と闘志を燃やせば、元ロードレーサーの片野は「同じロードレース出身の青山周平さんにいろいろと教わっています」と話した。

 9月3日には東京ドームで行われるプロ野球「日本ハムVSソフトバンク」の試合前に、グラウンド内で新人女子レーサーによる競走車でのデモ走行が行われる。

続きを表示

2013年8月6日のニュース