【いわき平・サマーナイトF】差し職人成田、イキのいい追い込み

[ 2013年8月2日 06:00 ]

成田は金子の番手から差し切りを狙う

 短期決戦のG2「第9回サマーナイトフェスティバル」(優勝賞金640万円)は2日、福島・いわき平競輪場で開幕。初日はオール予選の9レース制(自動番組)で、1着のみが決勝戦に進出する。9Rは9月に行われるG1「オールスター」でファン投票1位に輝いた村上義弘、8Rは脚力上位の深谷知広、7Rは近況の充実度で上回る地元の新田祐大、6Rは追い込みNo・1の成田和也を中心に“1着権利”の激戦が繰り広げられる。

 地元の新田祐は直近4カ月の2連対率、3連対率がともに9割のハイアベレージ。直前の松阪F1では初日にバンクレコードを更新する上がり10秒6をマークし、準決勝でも同タイムを計測した。「1着を狙う中で好タイムが出た。自分の名前が記録に残ってうれしい。脚の感じがいいし集中して走れている」。開会式では選手宣誓の大役を任された福島の次世代エースが、初の「夜王」へノンストップで駆け上がる。

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2013年8月2日のニュース