【クイーンS】アイムユアーズ連覇へ万全!リズム良く2馬身先着

[ 2013年7月25日 06:00 ]

函館のWコースで追い切ったアイムユアーズ(左)とロックシンガー

 今週で夏競馬も折り返し。12週ロングラン開催の函館の後半戦突入を告げる牝馬G3「第61回クイーンS」(28日)の追い切りが行われ、昨年の覇者アイムユアーズが貫禄の動きを披露。連覇へ向けて万全の態勢をアピールした。

【クイーンS】

 午前5時30分の開門と同時に馬場へと入ったアイムユアーズ。北海道らしいひんやりとした空気が競馬場全体を包む中、角馬場で入念な準備運動を行って体を温めると、勢いよくWコースへ飛び出して行った。ロックシンガー(4歳500万)を3馬身先行させ、軽快なリズムを刻みながら向正面を流す。コーナーもスムーズにクリアし、4角出口で内に馬体を併せると、直線は貫禄の走り。いっぱいに手綱をしごかれたパートナーを問題にせず。5F67秒3、ラスト1F12秒4をマークして楽々と2馬身先着した。

 「最初は飛ばし気味だったが途中でペースダウンしたね。指示は(5F)68秒だったから、ちょうどいい追い切りになった」。美浦から駆けつけて動きを見守った手塚師の満足そうな笑みが体調の良さを物語る。この春は2戦して10、8着と惨敗したが「体調が万全じゃなかった」と振り返る。「今回はじっくり乗り込んでいるし、状態も春とは全然違う。トモ(後肢)に肉がついたし、昨年勝った時と変わらない状態にある」と力強い。

 昨年は先行勢が総崩れする流れの中、好位グループから唯一抜け出し、差し馬の猛追をしのいだ。「洋芝は間違いなく向いているし滞在競馬も合う」と指揮官。昨年の舞台は札幌だったが、函館芝もデビューから3戦して【1110】。洋芝での安定感には数字の裏付けもある。鞍上は全国リーディング5位(66勝)につける戸崎。前走(ヴィクトリアマイル8着)に続いて乗ってもらえるのもいい」と名手の腕に期待する。

 取材中、手塚師の目の前を最大のライバルと目されるマルセリーナが通りかかった。「相手はあの馬になるのかな」と視線を送った上で「うちの馬も戦ってきたメンバーが強いからね」。重賞3勝の実績に加え、ジェンティルドンナ、ヴィルシーナの牝馬2強と互角に渡り合ってきた自負もある。8頭立てで3頭が格上挑戦という手薄なメンバー。札幌記念で牡馬にぶつけるプランもあるユアーズにとっては負けられない戦いだ。

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