【クイーンS】末脚のジャズと先行力のキャトルで角居ワンツーだ

[ 2013年7月24日 06:00 ]

角居厩舎のエース格オールザットジャズ

 函館メーンは牝馬のG3クイーンS(28日)。2年前にアヴェンチュラで制した強豪・角居厩舎が、今年は有力馬2頭で参戦だ。

 まずはオールザットジャズ。4月に福島牝馬Sを連覇と重賞実績は文句なし。昨年、札幌で行われたクイーンSでは5着に敗れたが、勝ち馬(アイムユアーズ)との着差は0秒2。洋芝も十分こなせる。先週水曜(17日)に函館入り。「土曜(20日)に軽く追い切ったが、いい感じだった。体重も減らなかったし、輸送はクリア。小回りの1800メートルはベスト」と前川助手は意気込む。

 もう1頭のキャトルフィーユは前走で同じ舞台のかもめ島特別を快勝したが「まだ本気で走っていない」と同助手。「カイバ食いが太い方ではないので滞在競馬が合う。中2週でも調整は順調。粘り強さを生かして」。先行地力タイプのキャトルと末脚鋭いジャズ。前も後ろも固めて上位独占を狙う。

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2013年7月24日のニュース